小樽市街地から西へ車で約20分。
塩谷、忍路、蘭島の各地区からなる塩谷・蘭島エリアは、日本海の雄大な景色と豊かな自然に恵まれた、知る人ぞ知る小樽の魅力が詰まったエリアです。
このエリアの最大の魅力は、日本海の絶景と山の自然が調和し、さらに縄文時代の遺跡まで残されている点です。
静かで落ち着いた雰囲気の中で、アクティビティや歴史探訪を楽しめます。
札樽自動車道の小樽塩谷ICから近く、札幌や小樽中心部からのアクセスも良好です。日帰り旅行や週末のレジャーに最適なエリアと言えるでしょう。
お隣の「余市町」とセットで訪れるコースも定番です。
本記事では、この塩谷エリアの魅力を体験できる、厳選スポット4つを紹介します。
塩谷・蘭島エリア 厳選スポット4選
1. 青の洞窟:神秘的なコバルトブルーの海食洞窟
塩谷地区を代表する絶景スポットが「青の洞窟」です。
ニセコ積丹小樽海岸国定公園内に位置するこの海食洞窟は、神秘的なコバルトブルーの輝きで訪れる人々を魅了します。
青の洞窟の特徴
太陽光が海中に差し込むことで青色の光だけが残り、幻想的な青い世界が広がるのが特徴です。
世界的に有名なイタリアのカプリ島と並び称される美しさを、北海道で体験できます。
春から秋にかけての観光シーズンには、複数の事業者がボートやシーカヤックのクルーズツアーを実施しています。
洞窟周辺の複雑な地形や断崖絶壁の迫力も間近で楽しめるのが魅力です。
アクセスと利用方法
小樽市街地からボートやシーカヤックで向かうツアーが人気ですが、塩谷港からの出航は小樽港からよりも距離が近く、波の状況によっては小樽港から出られないときでも出航できることがあります。
住所: 〒048-2672 北海道小樽市塩谷1丁目
電話番号: 0134-33-2510(小樽観光協会)
2. 塩谷丸山:360度の絶景を楽しめる登山スポット
塩谷地区の内陸部に位置する塩谷丸山は、「しおまる」の愛称で親しまれる標高629mの低山です。初心者にもやさしい登山コースとして人気を集めています。
登山の魅力
JR塩谷駅から徒歩約15分で登山口に到着でき、札幌や小樽からのアクセスも良好です。
登山道は整備されており、片道約1時間30分で山頂に到達できます。
中腹までは樹林帯を進みますが、やがてなだらかな草原が広がり、振り返ると石狩湾の青い海と美しい海岸線が目に飛び込んできます。
山頂からの眺望
山頂部は岩稜となっており、360度のパノラマビューを楽しめるのが最大の魅力です。天候に恵まれれば、積丹半島、ニセコ連峰、さらには日本百名山の羊蹄山まで一望できます。
山頂には明治14年に奉納された大きな錨(いかり)があり、漁業の安全と豊漁を祈願してきた歴史を今に伝えています。記念撮影するならここ!
春から秋の登山シーズンはもちろん、冬にはスノーシューを履いての雪山登山を楽しむ人の姿も見られます。
住所: 〒048-2561 北海道小樽市塩谷5丁目
電話番号: 0134-33-2523(小樽市総合博物館/問い合わせ先)
アクセス: JR塩谷駅から登山口まで徒歩約15分
3. 蘭島海水浴場:北海道海水浴場発祥の地
蘭島地区の海岸線にある蘭島海水浴場。
1903年(明治36年)7月の開場以来、120年以上の歴史を誇る「北海道海水浴場発祥の地」です。
海水浴場の特徴
全長約800mの白い砂浜は遠浅で波も穏やかなため、小さなお子様連れのファミリーにも安心して楽しんでいただけます。
透明度の高い海水では、波打ち際で小魚や小さなイカが泳ぐ姿を観察できることも!
海水浴場には監視員が配置され、トイレや洗い場も完備されています。
海の家も複数あり、パラソルやBBQ用品のレンタルも可能です。
歴史とリゾート
JR蘭島駅から徒歩約10分というアクセスの良さもあり、明治・大正時代には各界の名士が別荘を構え、夏には臨時列車が増発されるほどの賑わいを見せました。
テントやタープの設置エリアも用意されているため、夏キャンプを楽しむこともできます。
目の前に広がる積丹ブルーの海と、フゴッペ岬、忍路の岬を望む絶景も見どころとなっています。
住所: 〒048-2561 北海道小樽市蘭島1丁目
電話番号: 0134-64-2831(蘭島海水浴場)
開設期間: 7月中旬~8月下旬(例年)
アクセス: JR蘭島駅から徒歩約10分
4. 忍路環状列石:縄文時代の歴史ロマンに触れる
忍路地区にある忍路環状列石は、約3,500年前の縄文時代後期に造られた、北海道最大のストーンサークルです。
1961年に国の史跡に指定されています。
遺跡の特徴
標高約20mの河岸段丘上に位置し、南北約33m、東西約22mの楕円形に大小の石が配置されています。
日本の考古学史上初めて学会に報告されたストーンサークルとしても知られており、歴史的価値の高い遺跡です。
立石は周辺の海岸ではなく、直線距離で約9km離れた余市のシリパ岬から運ばれたことが判明しており(?!)、古代の人々が行った大規模な土木事業の痕跡を目の当たりにできます。
見学のポイント
環状列石の周囲には大型の木柱が立てられていたことや、地域共同で造成・維持されていたことが明らかになっています。
小樽西部から余市にかけての地域には多数の環状列石群が集中しており、忍路環状列石はその中核をなす存在と考えられているのです。
静かな環境の中で、縄文時代の歴史ロマンに思いを馳せることができるスポットです。
住所: 〒048-2561 北海道小樽市忍路2丁目
電話番号: 0134-33-2523(小樽市総合博物館)
アクセス: JR蘭島駅から徒歩約10分
まとめ
小樽市塩谷・蘭島エリアは、札幌・小樽からの利便性と海・山・歴史が揃った多様性という、複数の魅力を持つ場所です。
塩谷の青い洞窟と雄大な山、蘭島の歴史ある海水浴場、そして忍路の縄文遺跡。
また、近隣の余市町でニッカウヰスキーの余市蒸溜所を見学したり、積丹半島の新鮮な海の幸を味わったりと、さまざまなスポットとのセット観光ができちゃいます。
日本海の絶景、歴史ロマン、アウトドアアクティビティが融合したこのエリアで、小樽の新たな魅力を発見してみてはいかがでしょうか。



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